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特定調停申立提出書類にはどのようなものがあるか

特定調停申立書類は、定型は定まっていません。

各簡易裁判所で書式が若干異なるのが実情です。

ですから、自分で作成した申立書類でもかまいません。ただ、申立をする簡易裁判所においてある定まった申立書類を利用するとスムーズに調停が進みます。

申立をする簡易裁判所の申立書類をもらいに行った方がよいでしょう。その際に記載の仕方、必要な添付書類、手続きの概要等も確認すると良いでしょう。

特定調停申立書類を簡易裁判所窓口に提出する時ですが、記入ミスがあると修正するように言われることがあります。

そのような事態に備えて、印鑑を持参していくと直ちに修正ができて便利です。また、収入印紙・郵便切手を購入の必要がありますので(1社に付き、800円程度)、金銭も忘れずに持参しましょう。

下記は一般的な提出書類例です。

【特定調停申立提出書類】

①「関係権利者一覧表」

②「特定債務者の資料等」

③「特定調停申立書」
 ⇒①の「関係権利者一覧表」に記載した債権者ごとに「申立書」を作成します。
  
【添付書類の提出 】

下記の書類を用意して、申し立てるときに「コピー」を提出してください。

申立人の資産や債務の状況を裁判所側が把握するための資料です。

①給与明細(直近2~3ヶ月分)
②金銭消費貸借契約書  
 契約書が紛失などで手元にないときは、以下のうちどれかの提出。
 ・請求書又は督促状
 ・領収書、ATMの振込控えなど借入残高のわかる書面
 ・キャッシング要のカード、クレジットカード

なお、住民票が必要な裁判所もあります。

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